これはパイロンを使う練習の中でも、一番基本となる技です。力でコントロールするので「慣れ」が必要ですが、これが出来るといろんな事に応用が出来るので、なるべく早くマスターしたい技です。

　足を広げていくのは簡単ですけど、狭めるほうはチョット力がいります。ウィールをすり減らしながら、強引に引き寄せる感じです。

　スウィズルを始める前に軽く助走をつけておいたほうがやり易いと思います。

　早く引き寄せないと、どこまでも広がっていくので（イヤハヤ）注意してください。 引き寄せるときはブーツを向こう側に倒すような感覚で内股に力を入れます。

　自動車が急カーブを曲がるときにはカーブの外側に倒れようとしますよね。あれと同じ考え方です。ソフト・ブーツだと ねんざするんじゃないかと心配になるかもしれませんが、それ位は倒してみてください。

　ちなみにスウィズルは英語の"swizle"で、かき混ぜるみたいな意味です。知らんけど（イヤハヤ）。

　上のスウィズル（あ～舌を噛みそう）に慣れてきたら、右左どちらかやりやすいほうの足を前に出してやってみましょう。左右と前後の重心に気を付けてくださいね。

　ブレーキ・システムをつけてる人は、ブーツ同士がぶつかりやすいので思いきってはずしちゃいましょうよ。

　スウィズルを更に発展させたのが「子供滑り？」。子供がフロントクロス、フロントパラレルを覚えるための前段階の技で、考案者は光が丘の相馬パパです。

　普通にスウィズルをしたら、次は両足ともパイロンの左側を通過します。慣れてきたらパイロンの右側を通過します。

　パイロン通過中の速度を保ちながら、子供によく見られる大回りになりがちなパイロンへの進入角度を適正にするのに最適な練習方法です。

　まじめな話なのでイヤハヤは無し（イヤハヤ）。